補助金とは何か

返済不要の公的資金・補助金の基礎から活用まで

補助金とは何か

「補助金」という言葉は知っていても、「自分の会社には関係ない」「申請が難しそう」と思って活用していない経営者が多くいます。しかし実際には、中小企業向けの補助金制度は非常に充実しており、適切に活用することで事業投資のコストを大幅に削減できます。

補助金とは、国や地方自治体が特定の政策目的(産業振興・雇用促進・デジタル化推進など)のために中小企業・個人事業主に支給する返済不要の資金です。融資と異なり返済義務がないため、資金調達コストを抑える上で非常に有効な手段です。

補助金の基本的な仕組み

補助金には、融資や助成金と異なる独自の特性があります。

①審査・採択制:申請すれば必ず受給できるわけではなく、審査の上採択された事業者のみが受給できます
②事前申請・事後精算:補助金を使う予定の経費を事前に申請し、実際に支出した後に精算(補助金を受け取る)という流れが一般的です。先にお金を用意する必要があります
③補助率:補助金は経費の一部を補助するもので、全額補助されるわけではありません。補助率は1/2〜2/3が一般的です
④対象経費の制限:補助金ごとに対象となる経費の種類が定められており、対象外の経費には使えません

主要な補助金制度の概要

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)

製造業・IT・サービス業など幅広い業種を対象とした補助金です。革新的な設備投資・システム構築・新製品開発などに活用できます。補助上限額は750万円〜(申請類型によって異なる)、補助率は1/2〜2/3です。毎年複数回の公募が行われています。

申請には認定支援機関(税理士・中小企業診断士など)の確認が必要です。採択率は例年40〜50%前後です。

IT導入補助金

中小企業・小規模事業者のITツール導入を支援する補助金です。会計ソフト・受発注システム・ECサイト構築・インボイス対応ツールなどが対象です。補助額は5万〜450万円(申請類型によって異なる)、補助率は1/2〜3/4です。

IT導入支援事業者(認定を受けたITベンダー・サービス事業者)を通じた申請が必要です。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者(従業員20人以下など)の販路開拓・業務効率化を支援する補助金です。チラシ・HP制作・展示会出展・新商品開発などに使えます。補助上限額は50万〜200万円(申請類型によって異なる)、補助率は2/3です。商工会・商工会議所の支援を受けながら申請します。

事業再構築補助金

コロナ禍の影響などを受けた中小企業の事業再構築(新分野展開・業態転換など)を支援する補助金です。補助上限額は最大1億円以上(類型によって異なる)と大型の補助金です。認定支援機関との事業計画策定が必要です。

補助金活用の注意点

補助金は後払い

補助金は原則として後払い(補助対象経費を支払った後に補助金を受け取る)です。設備投資を先に自己資金・融資で賄い、後から補助金を受け取るという流れになります。補助金を当てにして自己資金を使い切ってしまうと、採択されなかった場合に資金が不足するリスクがあります。

事業遂行報告・実績報告が必要

補助金の受給には、事業実施後に実績報告書の提出が義務付けられています。領収書・写真・契約書など多くの証拠書類を保管・提出する必要があります。報告書の不備があると補助金が受け取れない場合があります。

まつうら総研では、補助金申請のサポートを行っています。自社に合った補助金制度の選定・申請書類の作成・認定支援機関としての確認まで、一括してサポートします。「どの補助金が使えるか知りたい」という方は、ぜひご相談ください。

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